高校3年野球部員 一か月も前から足裏が痛くて
運動が出来ない状態が続いている。
病院にて、レントゲン、接骨院でリハビリを行うも
大きな変化が無く、来院することになりました。
足首の可動範囲が左右差があり、痛みのある
左側の曲がりが悪い。 また、足指を反らすと痛みが
出る状態でした。
圧痛を確認して、カカト側の反射点での確認やその他
のポイントでの治療を行うが、少し減少する程度であった。
このような状態でも、接骨院の先生は『痛みは少しくらい
我慢しても運動しなさい』との指示であったので、私は
驚き、『無理はしないで』とのアドバイスを送った。
今まで、1か月も変化が無く、痛みを抱えた状態で運動を
指示することが信じられなかった。 選手としては、運動を
無理に再開すれば、痛みが取れると半分信じている。
恐ろしく感じた。 親御さんも不信感を抱いているので
痛みをかばう事での、弊害を説明し、何とか納得して頂く。
その後の精密検査の結果 『骨折』と診断。
レントゲンでは判明出来ない位のレベルのようです。
信じて、運動再開していたらと思うと『ぞっと』した。
夜の11:30まで掛った治療でも少しは変化があったと
感じます。 また、この状態を引き起こした原因は、ももの
肉離れ、カカト痛 と現在の症状の前に色々なことがあった。
当院では、ふくらはぎの張りを取り除いた。 左右差がはっきり
解かるレベルまで変化させたので、これだけでも満足してくれた。
最終的な骨折の痛みは、あまり減少はしていませんが、関連筋肉
に余裕が生まれているので楽になってくると思います。
==今回は==
痛いのに無理に運動を再開しない。 固定テーピングでの激しい
運動は、逆に怪我の元だと感じました。
明日、最後の大会ですか? まだ無理する時ではありません。
この言葉を、選手に何回訴えたのかな。
早く回復するように今後のリハビリをがんばってください。